WCRP日本委員会は、アジア地域を包括するアジア宗教者平和会議(ACRP)の創設から携わり、連携して活動しています。
1970年代、アジアではベトナム戦争やインドシナ難民など様々な問題が山積していました。1974年夏、ベルギー・ルーベンで開催された第2回WCRP/RfP世界大会にて、アジアの諸課題の解決にむけて、アジア人による平和会議を開催したいという希望がアジア各国の参加者から表明されました。アジア諸国の要請によってWCRP日本委員会が幹事役を引き受け、WCRP国際委員会、WCRPインド委員会、シンガポール宗教連盟の共催により、アジア宗教者平和会議開催に向けた準備懇談会が開催されました。
そして1976年、アジアの平和を目指して「アジア人の、アジア人による、アジア人のための、会議」として、アジア宗教者平和会議が始まったのです。
その後、ACRPは常設継続機関として活動し、現在は、アジア太平洋地域の中東および南アジア、中央アジア、東アジアおよび南東アジア、そして南太平洋の国々、21ヵ国が加盟しています。
2021年には東京で初めて開催されます。
<第9回大会>
行動するアジアの宗教コミュニティ
―誰一人も取り残さない、
健やかで豊かなアジアの平和をめざして
Asian Religious Communities in Action: Moving towards an Inclusive, Healthy,
Prosperous, Peaceful Asia
開催年月日:2021年10月19日~22日
開催場所:日本・東京/オンライン
現在、ACRPは5つのフラッグシッププロジェクト、
①人身取引防止、②いのちの尊厳教育、③平和構築と和解、④環境問題、⑤青年リーダー育成
を掲げ、積極的に取り組んでおります。
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①人身取引防止
②いのちの尊厳教育
③平和構築と和解
④環境問題
⑤青年リーダー育成