
「IPCR国際セミナー2026」が1月21日から23日までソウル市内で開催され、日中韓の宗教者・研究者ら約60人が参加した。
本セミナーは「東北アジア平和共同体構築のための課題」を総合テーマに、3つのセッションを通して地域が直面する諸課題について議論した。
第1セッションではAIと倫理を主題に、AIの偏りや不透明性などの構造的問題が指摘され、人間中心の視点と制度整備の必要性が示された。第2セッションでは人間の尊厳をめぐり、人は本来智慧を備えた存在であり、平等の自覚が他者尊重と平和実現につながるとの提起がなされた。第3セッションでは宗教間交流の意義が論じられ、歴史への誠実な向き合いと対話の継続が地域共生の基盤となるとの認識が共有された。
全体を通じ、困難な時代における宗教者の責任と使命が再確認されるとともに、「この時代に求められる人間像とは何か」という根源的な問いを共有する意義深い機会となった。

