ロバート・フランシス・プレボスト枢機卿様がカトリック教会第267代教皇レオ14世台下にご就任なさいましたことを衷心よりお祝い申し上げます。
新しい教皇台下のご就任は、ローマ教皇フランシスコ台下の崩御という深い悲しみの中で、全世界の信徒の皆さまのみならず、全人類にとっての光明になるものと確信いたします。世界では利己主義が蔓延し、分断と対立が深まる中で、戦争や紛争による犠牲者や難民の数は増加の一途をたどり、地球環境が危機的状況におかれ、今この瞬間も多くのいのちが脅かされています。そのような状況下において、レオ14世台下という平和への擁護者を得て、あらゆる人々が兄弟姉妹への愛、共感、慈愛、赦し、寛容、和解という精神をもって世界の危機を乗り越え、共に歩んでいくことを切に願うものであります。レオ14世台下のもと、宗教間の協力と対話がさらに前進されることを期待しますとともに、世界の平和実現に向けて、WCRP日本委員会も共に尽力して参りたいと存じます。教皇台下のご就任を重ねてお祝い申し上げます。
公益財団法人世界宗教者平和会議日本委員会
理事長 戸松義晴