世界的な紛争と人道危機が激化する中、WCRP/RfP国際委員会とWCRP日本委員会は、国連文明の同盟(UNAOC)と協働して、2025年7月1日~3日に「第3回東京平和円卓会議」を開催します。この重要な会議には、仏教、キリスト教、ヒンドゥー教、ユダヤ教、イスラームの宗教指導者に加え、政策立案者や平和構築の専門家が一堂に会し、対話を促し、持続可能な和解への取り組みを推進します。
ウクライナとロシア、イスラエルとパレスチナ、そしてミャンマーなど、世界各地で暴力が深刻化する中、この円卓会議は、これまでの会議の成果を踏まえ、国際協力を強化し、平和に向けた諸宗教間のパートナーシップをより深めることを目指しています。また著名な高位宗教指導者の出席も予定されています。
第3回東京平和円卓会議では、以下の項目をねらいとして重要な平和構築戦略を議論します:
本円卓会議は、「東京平和プロセス」を制度化し、世界中の政治的暴力と人道的苦難に対する継続的な対話と行動を確実することを目指します。
「ウクライナ、ロシア、ミャンマー、中東地域などでの紛争激化は、革新的かつ持続可能な平和構築努力が急務であることが明らかになっている」と、WCRP/RfP国際委員会事務総長のフランシス・クーリア博士は述べています。
また、世界宗教者平和会議(WCRP)日本委員会事務局長の篠原祥哲博士は、「第3回東京平和円卓会議は、宗教間対話および政治指導者と諸宗教との協働の重要な場となり、平和構築から長期的な和解に至るまで、紛争サイクルのあらゆる段階における危機に対応するためのものとなる」と語りました。
本イベントは、アジア宗教者平和会議、WCRPジャパニーズトラスティーズ、国際IC日本協会の後援を受けており、信仰に基づく外交の力が現代の深刻な紛争に取り組むうえで、いかに有効であるかを示すものとなります。
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WCRP/RfP(Religions for Peace)について:
WCRP/RfP(Religions for Peace)は、諸宗教協力を通じて平和構築に取り組む世界的な諸宗教組織です。